本文へスキップ
アートNEWS

福岡の路線バスに「エイリアンちゃん」が登場 AOISIMONが手掛けた明治産業のアートラッピングバス

福岡の路線バスに「エイリアンちゃん」が登場 AOISIMONが手掛けた明治産業のアートラッピングバス

福岡の街を走る路線バスに、バスそのものをひとつのアート作品として楽しめるデザインが登場しました。福岡県福岡市の株式会社明治産業(代表取締役 明永喜年)は、10月5日から西日本鉄道株式会社のバス路線で、新しいデザインのラッピングバスを運行しています。デザインを担当したのは、福岡を拠点に国内外で注目を集めるアーティスト、AOISIMON(アオイシモン)さんです。

福岡の路線バスに「エイリアンちゃん」が登場 AOISIMONが手掛けた明治産業のアートラッピングバス

車体いっぱいに広がる「エイリアンちゃん」の世界

明治産業は、地元・福岡のアーティストを応援する取り組みとして「アートラッピングバス」を走らせています。今回の車体に描かれているのは、AOISIMONさんのアイコンであるキャラクター「エイリアンちゃん」です。やわらかいイエローを基調に、キャラクターや植物などが車体全体に描かれています。街なかを走るバスそのものを、ひとつのアート作品として楽しめるデザインです。

「エイリアンちゃん」は車内にも広がっています。明治産業は、このバスを通じて「アートや文化を街全体で育んでいきたい」というメッセージを発信しています。

作家が込めた工夫

AOISIMONさんによると、デザインは街で目を引く温かみのあるものを目指しました。明治産業のカラーであるオレンジと赤も取り入れ、ピースフルなバスに仕上げたといいます。車内では、昔のパラパラ漫画のように絵をコマ送りで配置しています。毎日乗る人も飽きずに楽しめるようにという工夫です。

福岡の路線バスに「エイリアンちゃん」が登場 AOISIMONが手掛けた明治産業のアートラッピングバス

ガスや不動産の会社が、なぜアートを支えるのか

明治産業は、LPガスをはじめとするエネルギー事業や不動産事業など、人々の暮らしに関わる事業を手がけています。その一方で、地域のアートや文化を支える活動にも取り組んできました。同社は、ガスやエネルギーといった生活インフラと同じように、アートや文化も人々の暮らしを豊かにする大切な存在だと位置づけています。

ラッピングバスを通じたアーティストとのコラボレーションは、今回で第2弾です。日常の移動の中でアートと出会う機会をつくり、福岡の街に新しい景色を届けることを掲げています。なお、この活動は公益社団法人企業メセナ協議会から、芸術・文化支援による豊かな社会づくりの取り組みとして「This is MECENAT2026」に認定されています。

運行の概要

  • 運行開始:2026年10月5日~
  • 運行路線:西鉄バス12(博多駅-天神-赤坂門-福大前)
  • 車両数:1両
  • デザイン:AOISIMON
座席ステッカー
座席ステッカー

AOISIMONとはどんな作家か

AOISIMONさんは1996年東京生まれ。大分県別府市で育ち、現在は福岡に住んでいます。14歳で制作活動を始め、「エイリアンちゃん」というマルチバースの次世代漫画を制作しています。

藤子・F・不二雄や四谷シモンなどの作品から影響を受け、キャラクター文化や1990年代のジャパニーズポップ、現代のファッションなどを取り入れて独自の世界観を築いてきました。活動の場は国内外に及び、個展や壁画、ライブペイントなど幅広く手がけています。

出典:明治産業

Recommendおすすめ